動画版はこちら『コミコン準備で本当に助かった“守りの装備”4選』
コミコンの準備、“攻め”だけじゃない?
現場で気づく「守りの装備」の重要性
コミコンの準備といえば、ついグッズやサインなど「攻めの持ち物」に意識が向きがちですよね。でも実際に現場に立つと、「あ、これ持ってて本当によかった……」という瞬間が必ずあります。このあとご紹介しますが大阪コミコン2023にて本当に痛感した出来事がありました。
今回紹介するのは、そんな“守りの装備4選”です。どれも派手ではないけれど、あるだけで心の余裕がまったく違います。
会場のリアルな環境を前提に
人混み、湿気、屋外待機。これらを想定していないと、せっかくのサインやポートレートが一瞬でダメになることも。
① ハードケース・ポスターケース|アートを守る最前線
会場では「少しの折れ」が命取り

撮影写真やサイン入りポートレートを守るには、ハードケースが必須。会場は予想以上に人が多く、荷物がぶつかるリスクが高い。A3サイズ以上になると、角が潰れたり湿気で波打ったりします。「ちょっとの折れが一生の後悔になる」、そんな瞬間を何度も見ました。
意外と多い“現地で手に入る”ポスター類
公式ノベルティや限定アート、ショップ袋の中にポスターが入っていることも。そんな時、ケースを持っていれば安心。筒型のポスターケースはかさばりますが持っていると安心です。
② 折りたたみ傘・ジップロック|雨と湿気から守る
大阪コミコン2023での教訓

マッツ・ミケルセンの撮影直前、屋根のない外で待機。突然の雨で全員が混乱し、傘がない人は濡れてしまう事態に。あの時、折りたたみ傘を持っていたためなんとか濡れずに済みました。
小物防水には「大きめジップロック」
チケットやサイン入りポートレートを守るには、ジップロックも侮れません。A4サイズが入る大きめを2枚ほど携帯すれば、突発の雨やドリンク漏れにも対応できます。「備えあれば憂いなし」という言葉を、まさに実感した瞬間でした。
③ 携帯イス(折りたたみマット)|心の余裕を保つ
長時間待機での“腰痛”対策




ステージが有料や抽選制になった今でも、待機時間は少なくありません。コンパクトな折りたたみチェアがあるだけで、腰への負担が大幅に軽減します。
人混みでも邪魔にならないサイズ感
おすすめは折りたたみタイプのイス。地立ちっぱなしの疲労が軽減されます。「腰が痛くならない=気持ちに余裕ができる」と実感しました。たったそれだけで、イベント全体が快適になります。
④ モバイルバッテリー|電子チケット時代の生命線
「充電回数」が分かれ道

整理券表示、写真確認、SNS投稿——コミコン当日はスマホを酷使します。2回以上充電できる容量のものを選びましょう。
ケーブル巻取り式が便利

最近はケーブル一体型のタイプも登場。持ち運びがラクで、荷物も減ります。私が愛用しているのは巻取り式Type-Cモデル。これにしてから「ケーブル忘れた!」という焦りがなくなりました。
余談・補足
“守りの装備”がもたらす精神的余裕
イベントを安心して楽しむためには、物理的な準備が心の準備にもつながります。特に遠征勢や初参加の方こそ、こうした装備が「心の防具」になります。
他シリーズとのつながりについて
チエコンでは、こうした現場知恵をテーマに毎回お届けしています。また持ち物全般は持ち物チェックリストにまとめています。
まとめ
今回の結論(要点3つ)
- 要点1: ハードケースやポスターケースはアートを守る最前線
- 要点2: 折りたたみ傘とジップロックで天候リスクを軽減
- 要点3: 携帯イスとモバイルバッテリーで体力とバッテリーを維持
どれも地味だけど、確実に「助かった」と感じる装備です。 これからコミコン準備を始める方は、ぜひ自分なりの“守りセット”を整えてみてください。

